中国古代史といえば、始皇帝、項羽と劉邦、『三国志』の英雄などの名前を思い浮かべる人が多いはずです。マンガの横山光輝『三国志』にはじまり、最近では『キングダム』など、中国古代史といえば戦争モノがはやっていますし、それに関係する人びとの名も挙がるかもしれ ...

ドラマや映画になった漫画「Dr.コトー診療所」の作者、山田貴敏さん（66）の作品を振り返る特別企画展「ぼくの漫画の歴史　山田貴敏展　～Dr.コトーと仲間たち～」が5日、東京都豊島区立トキワ荘マンガミュージアムで始まる。

小説家になりたい、と思っている／いた人は日本中にどれだけいるのだろう。本作の主人公の女性・黒川もその一人。清掃員として働きながら書き続けるも落選続き。けれど自分には「何か」があると信じている。そんなある日、個人宅の清掃を依頼されて向 ...

能楽師の家に育った元法廷速記者の男は自死をはかったが、未遂となる。その夢想のなか、万葉集や源氏物語、平家物語、太平記といった古典世界の声がよみがえる。現代文と古文を融通無碍（むげ）に行き来しつつ、物語は深まっていく。

植民地として翻弄（ほんろう）され、戦後の戒厳令時代を経た台湾の歴史。それが主人公の現在と重なりながら、やはり葛藤の歴史を抱える沖縄の地で語られる。タイトルの「隙間」を改めて辞書で引くと「物と物との間のあいている所」「人と人との間に生ずる心理的な距離」 ...

宇宙船に乗って撮ったように見える。月面に近づきつつあるようにも思える。カメラの性能が向上し、デジタル技術を駆使することで、ここまで鮮明に見えるようになったわけだ。１９８７年の『図説・月面ガイド』（佐藤昌三氏との共著）ではたどり着けなかった世界。肩書に ...

本サイトに掲載されるサービスを通じて書籍等を購入された場合、売上の一部が朝日新聞社に還元される事があります。 朝日新聞社の関連サイト ...

本サイトに掲載されるサービスを通じて書籍等を購入された場合、売上の一部が朝日新聞社に還元される事があります。 朝日新聞社の関連サイト ...

ヴィパッサナー瞑想のエキスパートが体験した認知症の母の二年間の介護と看取り。それを基にしたマインドフルネスと慈悲の瞑想を駆使して最期まで愛情をもってやり抜く経緯が、仏教的視座から追体験できる『実録　ブッダの瞑想法――死のレッスン』（春秋社）は多くの介 ...

日常のエロティックな一瞬を柔らかな線で描く作風で人気のイラストレーターたなかみさきさん。新作『大なり小なり』では、初のマンガ作品に挑戦。愉快で優しい30歳の女2人の同居生活を描きながら、自身の結婚・離婚経験・ルームシェア経験を通じて浮 ...

『カフネ』は弟を亡くした野宮薫子が、弟の元恋人・小野寺せつなが勤める家事代行サービス会社「カフネ」の活動を手伝いながら、「食」を通じてせつならとの絆を深めていく物語。

東京・駒場の日本近代文学館で３月２２日、震災体験と詩歌表現を巡る座談会が開かれた。詩人・作家の小池昌代さん（同館副理事長）の司会で、いずれも大震災経験者の詩人・季村敏夫さん、歌人・高木佳子さん、俳人・渡辺誠一郎さんが被災後、表現にど ...